HDリマスター版「聖剣伝説 Legend of Mana」の新情報公開。武器と防具，そして楽器の詳細や，ペット，ゴーレムなどのゲーム内要素が明らかに

HDリマスター版「聖剣伝説 Legend of Mana」の新情報公開。武器と防具，そして楽器の詳細や，ペット，ゴーレムなどのゲーム内要素が明らかに

　スクウェア・エニックスが2021年6月24日に発売を予定している「聖剣伝説 Legend of Mana」（PC / PS4 / Nintendo Switch）の最新情報が公開された。

　1999年にPlayStation向けに発売された同名タイトルのHDリマスター版となる本作。4月20日の記事でお伝えした「ランドメイクシステム」に続き，今回は「武器」「防具」，そして「楽器」の紹介が行われている。武器や防具はマイホームの裏の作成小屋に「武具作成室」を作ることで作成や改造が可能になり，系統と主原料の組み合わせで，それぞれのパラメータが決定されるという。
　また，精霊の力が込められた楽器は，バトル中に使用することで魔法が発動できる。武具作成室と同様，「魔法楽器作成室」を作れば楽器作成が可能になり，系統と主原料に加えて「精霊のコイン」を選ぶことで，使用できる魔法の種類が決まるとのことだ。

「聖剣伝説 Legend of Mana」公式サイト

※画面は開発中のものです。

　このほか，「ペット」「ゴーレム」「果樹園」といったゲーム内要素，そして「エスカデ編」「ドラゴンキラー編」という2つのストーリーの概要も新たに公開されている。詳しくは，以下のリリース文をチェックしてほしい。

武器・防具・楽器

武器
武器は攻撃にもちいる道具。装備している武器の攻撃力は、通常攻撃や必殺技などのダメージ量に影響を及ぼし、武器の系統によって使用可能な必殺技の系統も左右される。


防具
防具は防御にもちいる道具。装備している防具が持つ防御力や属性体制といった要素によって、主人公や仲間NPCが受けるダメージ量が変化する。防具は一度に3つまで装備が可能。


楽器
楽器は精霊のコインによって、精霊の力が込められている品。バトル中に使用することで魔法を発動させることができるまた、精霊からコインをもらうときに、音楽を奏でるためにも使用する。


武具作成室
武器、防具は、マイホーム裏の作成小屋の中に武具作成室を作ると、そこで武器の作成、および改造もすることができるようになる。
武具は、系統と主原料を選ぶことで作成でき、その組み合わせによって武具のパラメータが決定される。
改造では、副原料を使用して武具の攻撃力や防御力を上昇させることができる。


魔法楽器作成室
武具作成室と同様に、作成小屋の中に魔法楽器作成室を作ってからは楽器を作成することができるようになる。
楽器は、系統、主原料に加えて精霊のコインを選ぶことで作成ができ、この組み合わせによって楽器の攻撃力と使用できる魔法の種類が決まる。



ペット

モンスターのヒナを捕まえて成長させると、彼らはペットモンスターとして、冒険に連れていくことができるようになる。
ペットはバトルにも参加してくれ、彼ら自身の意思で様々な行動をとるので、冒険も一層楽しくなる。
主人公がペットをフォローするように戦うと、ペットもそのシンクロの効果で主人公を助けてくれるだろう。

ペットは「ペット牧場」で飼うことになる。
また、リング・りんぐ・ランドでお出かけさせると成長が早い。

ゴーレム

ゴーレムとは、マナの力で命を吹き込まれた戦闘用魔法生物。
ゴーレムの製作には大量の武器、防具、楽器を使うため、多くの資金となるのが難点だが、ペットと同様にバトル中に主人公の味方として戦ってくれる上、HPや能力値等を決めることができ、攻撃や防御等の行動も50種以上あるためペットにはない利点もある。



果樹園

物語を進めていくことで使えるようになる施設「果樹園」。
果樹園では、老木“トレント”に種をあげることで、さまざまな果実を育てることができる場所だ。

果実はペットのエサとして使えるほか、ゴーレムの着色料、武具を改造するときの副原料としても使うことができる。



ストーリー‐エスカデ編

幼馴染であるエスカデ、ダナエ、マチルダ、アーウィンの友情と対立がテーマの物語。十数年前に起こった妖精戦争を発端にした4人の思惑のすれ違いが描かれる。妖精戦争という過去が人々の心に影を落とし、今なお現実世界に不自由な織を作っていることが読み取れる。

エスカデ 聖騎士の名門、ライオット家出身の剣士。頑固で、自分の信じた道以外を正義と思っていない。他者と対立しても決して自分を曲げず、相手こそ悪だと考える。

ダナエ ガトの癒しの寺院で、僧兵として任務に就いている女性。一見クールだが内面に激しい闘志を秘めている。生真面目な性格ゆえ、ときに考えすぎて自分を失うこともある。

マチルダ 司祭の家柄。成長するにつれ、家の規律に縛られたまま生きることに疑問を抱き、奔放なアーウィンに惹かれてふたりで脱走を決行。

アーウィン 半分人間、半分悪魔の血を引く男。人間に反感を持つ妖精たちを束ねる。マチルダとは心を通わせているが、悪魔と相容れぬその感情に、自ら戸惑いを見せる。

ストーリー‐ドラゴンキラー編

ティアマットの命で、知恵のドラゴンを倒しに行くラルクと、それを止めようとするシエラの、絆がテーマとなる物語。ラルクと共にドラゴンとの戦いへ向かい、ドラゴンという存在を通して“ファ・ディール”での世界秩序のルールにふれていく。

ラルク 狼の獣人。自国がのちの不死皇帝治める隣国に侵攻されたとき、戦士としてめざましい活躍を見せ、”砦落としのラルク”として名をはせた。

シエラ 美しき女性ドラグーン。ラルクを追跡しており、他者にも自分にも厳しい獣人戦士である。

ティアマット
知恵のドラゴンの一体で、火の属性を持つ。禁を犯し世界を支配しようとしたが仲間のドラゴンにより奈落に封印された。