「天穂のサクナヒメ」のアレンジアルバム「実演楽曲集 奏 ―かなで―」発売。和楽器から洋楽器まで多彩なアーティストが参加
和風アクションRPGとして人気を集めた「天穂のサクナヒメ」(PC / PS4 / Nintendo Switch)のアレンジアルバム,「実演楽曲集 奏 ―かなで―」が2021年5月12日にリリースされた。ゲームの音楽を担当した作曲家の大嶋啓之氏がプロデュースしたもので,「原曲を生演奏する」というコンセプトに基づき,和楽器のプロからゲーム音楽の演奏を趣味とするアマチュアまで,多彩なアーティストが参加したアルバムとなっている。
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「天穂のサクナヒメ」公式サイト
「実演楽曲集 奏 ―かなで―」特設サイト
インディペンデント(個人制作)で企画されたこのアルバムは,ゲームの盛り上がりに呼応して急ピッチで制作が進められ,2020年11月12日のゲーム発売からちょうど半年というタイミングで発売に漕ぎつけたという。ゲーム開発元えーでるわいすのなる氏によれば,オリジナルサウンドトラックの制作も進んでいるとのことだが,アレンジアルバムが先行する形になった。
アルバムの制作には,和楽器によるゲーム音楽演奏で知られる音楽グループのファミ筝や,本職の雅楽演奏家である太田 豊氏,登録者16万人の三味線奏者でYouTuberのしゃみお氏など,和楽器のプロだけでなく,ゲーム音楽のアレンジ/演奏動画を投稿している同人やアマチュアなどが参加したという。
使用楽器も,三味線,筝,尺八,篠笛といった和楽器のほか,ヴァイオリン,チェロ,クラリネットといった洋楽器までバラエティ豊か。「天穂のサクナヒメ」の世界観を,さまざまな角度から表現している。
特設サイトでは,参加アーティストのメールインタビューも掲載されている。楽曲の制作過程を詳しく知ることで,アルバムをより深く楽しめるはずだ。
天穂のサクナヒメ アレンジアルバム『実演楽曲集 奏 ―かなで―』 / クロスフェード

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