PS4の次期バージョンアップで待望の「シェアプレイ」が実装。システムソフトウェア バージョン2.00の主な新機能が明らかに
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バージョン2.00の目玉はやはり「シェアプレイ」機能だろう。これは,8月に開催されたgamescom 2014内の「PlayStation at Gamescom 2014」で発表されたもので,平たく言えば「離れた友人とゲーム体験を共有する」といったことを可能にする機能だ。
具体的には,なんらかのゲームを所持しているプレイヤーが「SHARE」ボタンを起点として一連のメニュー操作を行うことで,当該プレイヤーがホストとなり,同じパーティー(※)にいるメンバーをビジターとして自分のPS4に招待できる。これ自体が「シェアプレイ」の機能だが,この機能には以下3つの“使い方”が用意されている。
※フレンドや招待した/されたプレイヤーとボイスチャットやテキストチャットが楽しめる機能
- (1)ホストのゲーム画面をビジター側に表示する →コントローラの操作権はホスト側が持つ
- (2)ビジターがホストに代わってプレイする →コントローラの操作権はビジター側が持つ
- (3)ホストとビジターで一緒にゲームをプレイする →コントローラの操作権はホスト/ビジターが共に持つ
※この場合,ホストはPlayStation Plusに加入している必要がある
※この場合,ホスト/ビジター共にPlayStation Plusに加入している必要がある
ポイントとなるのは,いずれの場合もビジター側は当該ゲームを所有している必要がないという点だろう。まさに「友達の家を訪れて(または招いて)ゲームプレイを観たり,交代したり,一緒に遊んだりする」といったことをネットワーク越しに可能とする機能なのだ。
バージョン2.00ではそのほかにも,ビデオクリップアップロード機能のYouTube対応や,PS4のホーム画面をカスタマイズできる「テーマ」機能の実装など,さまざまなアップデートが行われる。以下で詳細を確認しつつ,アップデート実施日の発表を待とう。
PlayStation 4 システムソフトウェア バージョン2.00
アップデートのお知らせ
離れた友人にコントローラーを渡して遊べる「シェアプレイ」、
SHAREボタンから「YouTube」にも簡単アップロードが可能に
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、PlayStation 4(PS4)の次回のシステムソフトウェアアップデートで、以下の新機能を日本国内に向け提供いたします。
PS4システムソフトウェア バージョン2.00では”SHARE”機能を大幅に拡張いたします。
ネットワーク経由で同じパーティーのメンバーをビジターとして自分の PS4に招待し、一緒に遊ぶことができる「シェアプレイ」機能を追加いたします。この機能を使うことで、自分がプレイ中のゲームにフレンドを招待することができるようになります。これにより、クリアーできないシーンを手伝ってもらう、まるで隣に座っているかのように対戦する、など新しい “SHARE”の楽しみ方が可能となります。なお、招待されるフレンドはそのゲームソフトを所有している必要はありません。
さらに、これまでFacebookのみでお楽しみいただけた“ビデオクリップのアップロード機能”に「YouTube」が対応し、ゲーム映像の”SHARE”の楽しみがさらに広がります。
あわせて、PlayStation 3(PS3)やPlayStation Vita(PS Vita)ユーザーの皆様からご好評をいただいている「テーマ」にも対応、PS4のホーム画面を自分好みのスタイルに変更してお楽しみいただけます。
システムソフトウェア バージョン2.00のアップデート日程については、後日発表させていただきます。
SCEJAは、今後もより多くのお客様にPlayStationならではのエンタテインメントの世界をお楽しみいただけるよう、PlayStationプラットフォームの更なる普及と拡大を推進してまいります。
■PS4システムソフトウェアバージョン2.00で更新される主な機能
◆シェアプレイ
SHAREボタンを押すと、あなたがホストとなり、同じパーティーにいるメンバーをネットワーク越しにビジターとして自分のPS4に招待して、一緒にゲームプレイをお楽しみいただけます。
シェアプレイには3つの方法があります。
- (1) 画面の共有
ホストのゲーム画面をビジター側に表示します。コントローラーの操作権はホストにあり、ゲーム画面のみが共有されます。- (2)ビジターがあなたに代わってプレイする
コントローラーの操作権をビジターに渡すことで、あなたがクリアーできないシーンなどを手伝ってもらうことができます。
※ホストはPlayStation Plusに加入している必要があります。- (3)一緒にゲームをプレイする
ホストとビジターが一緒にゲームをプレイします。
※ホストおよびビジターはPS Plusに加入している必要があります。
※シェアプレイ終了後、ビジターはホストのPS4からログアウトします。
◆YouTube
ビデオクリップをYouTubeにアップロードできます。
- PS4からYouTubeにシェアされた動画を、What’s Newやアクティビティーから再生できます。
◆テーマ
各種テーマに対応します。
◆USBミュージックプレイヤー
USBミュージックプレイヤーを使って、USBストレージ機器に保存された音楽ファイルを再生できます。
- パソコンでUSBストレージ機器に「Music」というフォルダーを作成し、「Music」フォルダー内に音楽ファイルを保存しておく必要があります。(MP3、AACファイル形式に対応)
- ゲームをプレイしながら、音楽ファイルを再生することができます 。
◆ブロードキャスト
ブロードキャストに下記の機能が追加されます。
- 配信者が画面に簡易メッセージを入れられます。
- ブロードキャストに、自分が参加しているパーティーの音声を含められます。
- ニコニコ生放送で放送している番組に、コメント番号が表示されます。
- ブロードキャスト中も、PS4を声で操作することができるようになります。
◆Live from PlayStation
- Live from PlayStationに「おすすめ」カテゴリーが追加されます。「おすすめ」には、ソニー・コンピュータエンターテインメントから配信される公式番組をはじめ、フレンドやお気に入り配信者のブロードキャストが表示されます。
- 気に入った配信者をフォローできます。
- 視聴画面から戻ったとき、ミニプレイヤー内で視聴画面を流しながら、Live from PlayStationの他のブロードキャストを探すことができます。
- PS4から配信された番組のアーカイブを視聴することができます。(配信前にアーカイブ設定された番組のみ)
- Twitchの絵文字に対応します。
- 言語別に番組をフィルターできます。
◆コンテンツエリアとライブラリー
ホーム画面のコンテンツエリアに並んでいるWhat’s New以外の16個目以降のコンテンツが、[ライブラリー] の中に移動されます。PS4
システムソフトウェア バージョン2.00アップデート概要
アップデートで更新される主な機能は以下の通りです
1. シェアプレイ
SHAREボタンを押すと、あなたがホストとなり、同じパーティーにいるメンバーをネットワーク越しにビジターとして自分のPS4に招待して、一緒にゲームプレイをお楽しみいただけます。
2. YouTube対応
ビデオクリップをYouTubeにアップロードできます。
3. テーマ
各種テーマに対応します。
4. USBミュージックプレイヤー
USBミュージックプレイヤーを使って、USBストレージ機器に保存された音楽ファイルを再生できます。
5. ブロードキャスト
配信者が画面に簡易メッセージを入れられます
ニコニコ生放送で放送している番組に、コメント番号が表示されます
6. Live from PlayStation
気に入った配信者をフォローできます
視聴画面から戻ったとき、ミニプレイヤー内で視聴画面を流しながら、Live from PlayStationの他のブロードキャストを探すことができます
PS4から配信された番組のアーカイブを視聴することができます(配信前にアーカイブ設定された番組のみ)
言語別に番組をフィルターできます
7. コンテンツエリアとライブラリー
ホーム画面のコンテンツエリアに並んでいるWhat’s New以外の16個目以降のコンテンツが、[ライブラリー] の中に移動されます。
PlayStation 4 システムソフトウェア アップデート
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テーマ : PlayStation 4
ジャンル : ゲーム
tag : PS4