[E3 2014]高難度アクションRPG「Lords of the Fallen」がプレイアブル出展。さまざまな武器や地形を活用して敵を倒せ
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本作は,過去に葬り去られたと思われていた神(Fallen Lord)が,地底の悪魔たちを率いて人間世界に侵略してきたというストーリーのダークファンタジーだ。プレイヤーが操作するのは,犯罪者として顔中に刺青を入れられ,追放処分にされていたHarkinという男で,その師匠のような存在であるKasloとともに,神々からの奴隷的な扱いから逃れるため,そして地上から悪を完全に消し去るために戦い続けていくことになる。
今回のE3会場では,本作の“β版の1歩手前”というPlayStation 4バージョンを使って,「The Catacombs」というエリアを比較的自由にプレイすることができた。
使えるクラスはウォーリアー,ローグ,クレリックの3種類があったが,どのクラスでも好みの武器を利用できるようだ。基本的な武器となるのはスタッフで,これを矛槍やハンマーなどの大型武器に変えると,攻撃ダメージが増える代わりに移動力が低下する。逆に,二刀流のナイフで攻撃すれば,1回のアタックのダメージは減少するが,相手からの攻撃をかわすドッジがしやすくなった。加えて,本作では「ガントレット」という火炎系の魔法などを繰り出せるアイテムがあり,これを使って遠方にいる敵に先制攻撃を加えるのが良策であるようだ。
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本作は「DARK SOULS」(PC/PS3/Xbox 360)にインスピレーションを受けたと開発者が話しているタイトルで,それだけに何度も敵に倒されながら,攻略法を編み出していくというスタイルが用いられている。しかし,例えば薄い木材で補強されただけの床に巨体のモンスターをおびき寄せ,足場を崩壊させてしまったり,突進してくる相手に崖の淵に立って戦ったりなど,マップをよく見て利用すれば,ダメージをほとんど受けることなく相手を倒すことも可能だ。
また,モンスターを観察してみると,実は顔が膨れていて目が見えず,音が聞こえるとその方向に向かって闇雲に剣を振り回す,といった特徴を持っていたりする。こうした場合は,音を立てずに背後に回れる場所を探すといった戦い方もでき,いろいろと試行錯誤して自分なりの進め方を探れそうだ。
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本作の発売は2014年秋が予定されている。戦闘に特化した今回のデモでは,ストーリーが分かるようなシーンはなかったのものの,ゲーム中では会話できるNPCなども用意されており,30時間は楽しめるボリュームがあるとのこと。難度の高いアクションRPGが好きな人であれば,十分に楽しめるタイトルになりそうだ。
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「Lords of the Fallen」公式サイト
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