[E3 2014]「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」では高低差を生かしたアクションも導入。ディレクターのAaron Halon氏への合同インタビューを掲載
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2054年の近未来を舞台に,世界最大の民間軍事会社(PMC)に所属する主人公が,最新軍事技術を活用した兵器を駆使して戦争を生き抜いていくという作品だ。開発は,「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3」の制作に携わった,Sledgehammer Gamesが担当している。
E3 2014のActivision Publishingブースでは,本作でディレクターを務めるSledgehammer GamesのArlon Halon(アーロン・ハロン)氏に対するメディア合同インタビューが行われたので,本稿ではその内容をお伝えしよう。
「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」公式サイト
Official Call of Duty®: Advanced Warfare Reveal Trailer

CoD:AWで2054年の近未来を舞台にした理由とは?
――CoD:AWは2054年という未来が舞台になっていますが,なぜ時代設定を現代ではなく未来にしたのですか。
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新しいゲームを制作するにあたって考えたのは,ゲーマーが感情移入しやすい時代を舞台にするということです。未来的な要素を取り入れつつ,現代的なものも残したかったんですね。そのためには,近未来という時代設定が最も適していると判断し,今から40年後の2054年という設定にしました。
――今回の主人公は民間軍事会社(PMC)に所属しているとのことですが,世界のどの地域で戦うことになるのでしょうか。
Halon氏:
今回はPMCに焦点を当てているので,物語もPMCを中心に展開されますが,PMC対どこか,という単純な構図ではありません。我々がストーリーで最も大切にしているのは,一人のキャラクターの視点から物語を描くことですから。
――5月に公開されたReveal Trailerでは,近未来の兵器が登場していましたが,どのような武器や乗り物が登場するか,具体的に教えてもらえますか?
Halon氏:
CoD:AWの特徴の一つが,兵士達が近未来の最新軍事技術を活用した装備を身に付けていることです。身体能力をブーストする強化外骨格であったり,エネルギー弾を撃つ銃であったりと,未来的な装備は豊富に用意されています。
また,兵士達の身体能力が高まっているので,高低差を生かしたアクションなども取り入れました。
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――強化外骨格を着た兵士なら人間以外とも戦えそうですが,「コール オブ デューティ ゴースト」や「コール オブ デューティ ブラックオプスII」のDLCのように,エイリアンやゾンビなどと戦えるモードは本作に用意されますか?
Halon氏:
現時点ではお話できることはないのですが,DLCなど何かしらの取り組みは考えています。
――CoD:AWの制作では新しいゲームエンジンが使われているそうですが,今までのエンジンと比べて何が変わったのでしょうか。
Halon氏:
今回はPlayStation 4やXbox Oneといった次世代機に注力しているので,エンジンもそれに向けて改良してきました。分かりやすい部分では,ライティングなどを含めたグラフィックス周りの表現がよりリアルになっています。また,音響周りの品質も向上したので,今まで以上に没入感の高いゲームプレイが楽しめると思います。
──11月の発売を楽しみにしています。ありがとうございました。
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「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」公式サイト
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テーマ : PlayStation 4
ジャンル : ゲーム