「ウルティマ オンライン」の元開発チームによる新作MMORPG「Shards Online」のKickstarterプロジェクトがスタート

 　「ウルティマ オンライン」の元開発チームが立ち上げた独立系開発会社Citadel Studiosは本日（2014年5月14日），サンドボックス型MMORPG「Shards Online」のKickstarterプロジェクトを開始した。目標金額は32万ドルとなり，日本時間6月13日まで開発資金の募集が行われている。


　Shards Onlineは，プレイヤー自身が作り上げるMMORPGをコンセプトとしており，プレイヤーはサーバーを始め，ゲーム内のコンテンツやルール，イベントなどを，公式が用意するルールセットに沿って作成できるとのことだ。

　本作には，プレイヤー自身が管理する「Shards」と，すべてのShardsを管理する「Cluster」という2種類のサーバーが存在する。プレイヤーは，ゲームを起動すると一度Clusterに接続することになり，そこから好きなShardsに移動できるという仕組みのようだ。

　なお，キャラクターのデータはClusterに保存されるとのことなので，世界中のプレイヤーが作り出す，さまざまな世界を，1つのキャラクターで冒険することが可能だ。ただし，使用しているルールセットが異なるShards間ではキャラクターデータの互換性はないとのこと。


　またキャラクターの育成に関しては，剣を振れば振るほど剣の扱いがうまくなるといった，いわゆるスキル制を採用しており，プレイスタイルに沿うような形でキャラクターが成長していく。そのほかにも，家を建てたり，畑を作ったりといった生活的な要素から，一度倒されるとキャラクターが消えてしまうハードコアなPvPまで，あらゆるMMORPGの要素がすべて盛り込まれているようだ。

　今回のKickstarterプロジェクトが成功すれば，2014年内には50ドル以上のバッカーに向けたαテストが実施される予定なので，興味のある人は，Kickstarterのページを確認してほしい。

「Shards Online」Kickstarterページ