Microsoft,Xbox Oneの「Kinect抜き」バージョンを6月9日より販売。価格は,PS4の北米価格と同じ399ドル
正式名称を始めとした新パッケージの詳細については明らかにされていないが,リリースされたトレイラーから判断する限り,Xbox One本体の形状などに大きな変更はないようだ。
Delivering More Choice for Fans: New Xbox One Console Option

「Xbox OneからKinectセンサーを省いて本体の販売価格を下げる」という方法は,これまでにもファンやゲーム業界関係者から何度も話題にされてきた。
Sony Computer EntertainmentのPlayStation 4がで累計実売数700万台(2014年4月時点)を記録しているのに対して,Xbox Oneは累計出荷台数500万台(3月末時点)。北米のPS4販売価格399ドルに対して,Xbox OneがKinect付きで499ドルであるという点が,この差が生まれる要因の一つではないかというわけだ。ロサンゼルス現地時間の2014年6月10日より開催されるE3 2014において,PS4, Xbox One両陣営の新たな施策が明らかになると考えられるが,今回“Kinect抜き”製品が投入されることで,少なくともXbox OneとPS4は価格面で横並びになる。
Xbox Oneの新パッケージでは,当然ながらKinectの音声コマンドによる操作などはできない。ただし,このKinect機能の削除に伴って,メニューの操作などがコントローラだけでしやすくなるよう,インタフェースがバージョンアップされると,海外メディアのEngadget誌は報じている。
E3 2014の開幕前日となる6月9日,Microsoftは例年通り,Sony Computer Entertainmentより早い時間帯でメディアブリーフィングを開催する予定。そこでは「Halo」の新作を含めた新タイトルの発表が期待されている。9月4日の日本でのローンチを控え,今後もXbox OneとPS4の激しいデッドヒートが繰り広げられそうだ。
Xbox One公式サイト(国内)
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