「アンチャーテッド」シリーズのシナリオライターがVisceral Gamesに参加し，新たな「スター・ウォーズ」関連ゲームのクリエイティブディレクターに就任

　Naughty Dogs時代に「アンチャーテッド」シリーズの脚本を担当したことで，欧米ゲーム業界では高い知名度を持つシナリオライターのエイミー・ヘニッグ（Amy Hennig）氏が，Electronic Arts傘下のスタジオ，Visceral Gamesに参加したことが発表された。それもニュースには違いないが，ゲーマーにとって非常に気になるのが，ヘニッグ氏の参加理由が，これまで公式にされてこなかった「スター・ウォーズゲームの新作」開発のためであることだ。

　スター・ウォーズ関連ゲームと聞くと，LucasArts Entertainmentの解散によって開発が中止された「Star Wars 1313」を思い浮かべる人も多いだろう（関連記事）。同社の解散直後からEA CanadaやVisceral Gamesで「オープンワールド型のスター・ウォーズゲーム」を開発するためとして人材が募集されていたが，これはElectronic Artsが運営中のMMORPG「Star Wars: The Old Republic」に関するものと思われていた。しかし，実際にはそれとは異なる完全な新作の開発が始まっていたようだ。

　Naughty Dogsで仕事をする前には，Crystal Dynamicsの「Legacy of Kain」シリーズの開発にも携わったこともあるヘニッグ氏だが，実は相当なスター・ウォーズファンであるという。
　Electronic Artsの公式ブログ「The Beat」に記事を投稿したVisceral Gamesのゼネラルマネージャー，スティーブ・パポウティス（Steve Papoutsis）氏によれば，同社のクリエイティブディレクターに就任したヘニッグ氏に対して今後しばらく，新作の概要説明をしていくとのことで，次の情報が公開されるまでには時間がかかりそうだ。スター・ウォーズファンは楽しみに待っていよう。