Razer,ゲーマー向けキーボード用のメカニカルキースイッチを独自開発。緑軸とオレンジ軸の2モデル
![]() | ![]() |
Greenスイッチ(左)とOrangeスイッチ(右)のイメージ画像 |
![]() |
![]() |
一方のOrangeスイッチは,静音性を重視したスイッチとされており,押下厚は約45g,キーストロークは約1.9mm,リセット距離は約0.05mmとなっている。比較対象と思われる「Cherry MX Brown」だと順に約45g,約2.0mm,約0.1mmなので,Razerとしては,「“Cherry茶軸”より素速く操作できる」と謳いたいのだろう。
![]() |
なお,GreenスイッチとOrangeスイッチはいずれも6000万回の打鍵に堪えるとのこと。スペック上はCherry MX Blueが2000万回,Cherry MX Brownが5000万回なので,この点でもRazer独自スイッチのほうが上回るわけだ。
![]() |
開発に当たっては,打鍵に対する反応の速さと精度,そして耐久性に重点が置かれたということで,少なくともスペックを見る限りでは,その狙いを達成できているように見える。
The World's First Mechanical Switch Designed for Gaming

![]() |
一方,Orangeスイッチ採用の製品は,「Razer BlackWidow Ultimate Stealth」「Razer BlackWidow Stealth」「Razer BlackWidow Tournament Stealth Edition」の3製品が登場する予定だ。
各製品の価格と発売時期は以下のとおり。Greenスイッチ搭載製品は北米市場だと3月14日発売になっているので,こちらが先に出回るようだ。日本市場への投入予定は今のところ明らかになっていないものの,既存のBlackWidowシリーズが国内販売されていること,Razer BlackWidow UltimateとRazer BlackWidowは日本語配列版も販売されていることを考えれば,新製品の国内販売も期待できよう。
実際の打鍵感については,製品を試用してみない限り評価しがたいが,ゲーマーとしては注目すべき製品となりそうだ。
Greenスイッチ採用製品
製品名 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|
Razer BlackWidow Ultimate | 139.99ドル | 3月14日 (プレオーダー受付中) |
Razer BlackWidow | 99.99ドル | 3月14日 (プレオーダー受付中) |
Razer BlackWidow Tournament Edition | 79.99ドル | 2014年4月 |
Orangeスイッチ採用製品
製品名 | 価格 | 発売時期 |
---|---|---|
Razer BlackWidow Ultimate Stealth | 139.99ドル | 3月28日 (プレオーダー受付中) |
Razer BlackWidow Stealth | 99.99ドル | 2014年4月 |
Razer BlackWidow Tournament Stealth Edition | 79.99ドル | 2014年4月 |
Razerの当該プレスリリース(英語)
Razer Mechanical Switchの情報(英語)
- 関連記事
-
- 都市のエネルギーシステムを構築すべし。無料のブラウザ用戦略シミュレーションゲーム「Power Matrix」の日本語版が公開
- Razer,ゲーマー向けキーボード用のメカニカルキースイッチを独自開発。緑軸とオレンジ軸の2モデル
- ASUSとGIGABYTEのオリジナルデザイン版R9 290Xカードを試す
テーマ : ■■■ニュース!(ゲーム&業界)■■■
ジャンル : ゲーム