任天堂の決算短信が発表。売上高は36%減の6476億円、営業利益は373億円の損失、当期純損失は432億円
●Wii Uは今年の年末に発売予定、中長期戦略ではパッケージソフトのデジタル配信も視野
任天堂が2011年4月1日から2012年3月31日にかけての平成24年3月期の決算短信を発表した。
本体値下げとそれによる流通在庫の補償、為替相場の影響などにより、売上高は6476億円(前年比36.2%減)、営業利益は373億円の損失(昨年度は営業利益1710億円)、経常利益は608億円の損失(昨年度は1281億円の経常利益)、当期純利益は432億円(昨年度は776億円の純利益)となっている。
このほか、総資産は2658億円減少して1兆3684億円、負債は1750億円減少して1773億円となり、純資産は前期から908億円減少の1兆1910億円と発表。キャッシュフローでは、3171億円減少の4071億円となっている。
ハードとソフトの販売では、ニンテンドー3DSが1353万台を売りあげて、これで発売からの累計は1713万台に。ソフトでは89タイトル3600万台を売り上げている(累計は109タイトル4542万本)。
Wiiでは『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』をはじめ、海外では『Just Dance』シリーズなどダンス系タイトルがヒットしたとして、ハードが984万台(累計9585万台)、ソフトが1億237万本(累計8億1846万本)。
ニンテンドーDSシリーズでは、ハードがニンテンドーDSが510万台、ニンテンドーDSiが229万台、ニンテンドーDSi LLは204万台で、ソフトは6082万本の販売データとなっている。
次期見通しとしては、ニンテンドー3DSの値下げにともなう逆ざや状態は次期半ばまでに解消見込みとしているほか、『New スーパーマリオ2』(8月発売予定)、『とびだせ どうぶつの森』(今年秋発売予定)、『鬼トレ(仮称)』(今年夏までに発売予定)といったラインアップをはじめとする商品投入により、さらに市場拡大を目指す。アジア地域での販売も順次開始するとしており、ハードで1850万台、ソフトで7300万本の販売予想となっている。
そして、Wiiでは、新ハードWii Uを今年年末に日米欧で発売予定。このため次期予想はハード1050万台、ソフト7000万本の予想。
これらを踏まえて、業績は売上高8200億円、営業利益350億円、経常利益350億円、当期純利益は200億円を見込んでいる。また、中長期目標としては近年のテーマである“ゲーム人口の拡大”を継続して取り組んでいくとのことで、ニンテンドー3DSとWii Uの普及に努めるほか、両ハードでネットワークサービスの“Nintendo Network”を推進し、対戦や交流、追加コンテンツの提供、通信機能を活かした遊びを提供していくとしている。パッケージソフトのデジタル配信による販売も視野に入れ、デジタルビジネスの拡大も目指すとのことで、この辺りも注目となりそうだ。
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